2011年09月30日
秋かぜ
お彼岸も過ぎ、外を吹く風も涼しくなり、季節は急ぎ足で秋へと向かっているのを感じます。
季節の変わり目というのは、体調を崩しやすいものです。
我が家では、子供たちが順番に風邪をひき、最後に親が頂戴いたしました。
子供たちはこうやって少しずつ体に免疫をつけ、丈夫になっていくんだ!と夫婦で言い聞かせ合って、何度も病院へ通う日々でした。
そんなある日、子供を寝かしつけようと一緒に布団に入ると、子供が手をつなごうというので手をつなぐ。
「ぼくの手、おおきくなったでしょ?」
「そうだね。おおきくなったね。」
しばらくすると、静かな寝息が聞こえてくる。
小さな手をにぎりながら、早く大きくなってほしいような、もうしばらくこの小さな手を握っていたいような…。
子供もわがままだが、親もなかなかわがままです。
翌朝の子供たちの騒がしさに、この思いは掻き消され、早く大きくなれっ!と願うのでした。
季節の変わり目。昼夜の気温差に思わぬ風邪など召されませぬ様、御自愛ください。
posted by 總見院 at 17:45| 日記
2011年08月05日
お盆
八月に入りいよいよ夏本番。そして、お盆の季節となってまいりました。
お盆は盂蘭盆会(うらぼんえ)ともいわれます。梵語(サンスクリット語)の「ウランバナ」という言葉を音訳したもので、意味は「逆さづりの苦しみを救う」というものだそうです。
盂蘭盆会は「盂蘭盆経」という故事に由来しています。お釈迦様の弟子である目連尊者という方の母親を餓鬼道の苦しみから救うため、僧侶をもてなしその読経と功徳によって母親は餓鬼道から救われたというものです。
また、お盆には施餓鬼会という法要が行われます。この施餓鬼も故事に由来するもので、餓鬼に無量の飲食を施し、供養することで自他ともに功徳を得るというものです。
もともとこの二つの法要は別のものでしたが、よく似ていることからいつしか混同され、お盆に施餓鬼会を行うようになりました。
お盆の由来はさておき、お盆というものは家族や親族が和して御先祖を偲び、今の自分があることに感謝する大切な行事です。
人は必ず二人の親から生まれてきます。その親にもそれぞれ二人の親がいます。その先にも延々と命のつながりがあります。自分から十代さかのぼれば御先祖の数は五百人を超え、二十代さかのぼれば五十万人を超えます。
今ここにある自分はこの延々たる命のつながり、御先祖様のおかげだと感謝する。そしてあらためて自分を見つめなおす機会にもなります。
慌ただしく過ぎる日々の中で、こういった行事は大切にしたいものです。お盆に家族や親族が集まったら、お子さんやお孫さんにお盆の行事と「おかげさま」のこころも伝えて頂ければと思います。
posted by 總見院 at 17:52| 日記
2011年07月11日
ハチミツ
總見院の裏庭にミツバチの巣箱が置いてあります。
ひとつの巣箱の中には一匹の女王蜂と3万匹〜4万匹の蜂たちが働いています。分業された仕事をそれぞれがこなしています。
外からミツを取ってくる者、外敵から巣を護る者、巣の中の環境を整える者など役割はさまざまです。巣箱を観察していると、健気に働く蜂たちがかわいく見えてきます。
ハチミツは蜂たちが集めてきたミツに、蜂の体から出る酵素が混ざり、熟成されたものです。
蜂たちの熱で熟成を促し、羽根を羽ばたかせて換気もするそうです。
働き蜂一匹が一生の間に集めるミツの量はティースプーン一杯程度だそうです。
ハチミツは半永久的に腐らないそうです。そのため古代エジプトのミイラにはプロポリス(みつやに)が使われ、中世ヨーロッパではロウソクとしても使われていたそうです。
蜂やハチミツはとても奥が深い。知れば知るほど驚くことばかりです。
そして何より、「ハチミツ」はおいしい。ミネラルやビタミンも豊富です。
蜂さん、ありがとう。
この度は、「Bee Home 田中サムソン氏」のご厚意により、このような貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。
田中氏によると「ハチミツ」は季節やミツの種類など、天然の物はそれぞれの巣箱で味が違うそうです。今回の總見院産のハチミツはかなりの上物だそうです。
養蜂、ハチミツに関してご興味のある方は、田中サムソン氏までお問い合わせを…。
п@090−4404−8888
Email beehome8888_bigapple@docomo.ne.jp
ひとつの巣箱の中には一匹の女王蜂と3万匹〜4万匹の蜂たちが働いています。分業された仕事をそれぞれがこなしています。
外からミツを取ってくる者、外敵から巣を護る者、巣の中の環境を整える者など役割はさまざまです。巣箱を観察していると、健気に働く蜂たちがかわいく見えてきます。
ハチミツは蜂たちが集めてきたミツに、蜂の体から出る酵素が混ざり、熟成されたものです。
蜂たちの熱で熟成を促し、羽根を羽ばたかせて換気もするそうです。
働き蜂一匹が一生の間に集めるミツの量はティースプーン一杯程度だそうです。
ハチミツは半永久的に腐らないそうです。そのため古代エジプトのミイラにはプロポリス(みつやに)が使われ、中世ヨーロッパではロウソクとしても使われていたそうです。
蜂やハチミツはとても奥が深い。知れば知るほど驚くことばかりです。
そして何より、「ハチミツ」はおいしい。ミネラルやビタミンも豊富です。
蜂さん、ありがとう。
この度は、「Bee Home 田中サムソン氏」のご厚意により、このような貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。
田中氏によると「ハチミツ」は季節やミツの種類など、天然の物はそれぞれの巣箱で味が違うそうです。今回の總見院産のハチミツはかなりの上物だそうです。
養蜂、ハチミツに関してご興味のある方は、田中サムソン氏までお問い合わせを…。
п@090−4404−8888
Email beehome8888_bigapple@docomo.ne.jp
posted by 總見院 at 16:06| 日記