今年も残すところあと十日ほどに迫った頃。
あろうことか風邪をひいてしまいました。
やることは山積みなのに、のどがイガイガ、咳が出だし、ついに発熱。
39℃近くになりダウン。
我ながら情けない次第です。
家族に移さぬよう離れた部屋で隔離作戦。
布団にくるまり横になっていると、
「トントン、お手紙です。」
ドアの隙間から折り紙がポトリと入ってきました。
中を見てみると、覚えたてのつたない文字で、
「 ぱぱへ かぜを ぱやく なおしてね… 」
と綴ってありました。
おもわず、ニンマリ。 これは「ぱやく」治さねば!!
今まで飲んだどの薬よりも効き目のあるものでした。
次の日には熱もすっかり下がっていました。
弱っているときの子供のやさしさは効く!!
そしてなぜか少し負い目を感じてしまうのはなぜでしょう?
子供たちに何かお礼を…。
この時期忙しい、赤い服着た白いひげのお爺さんにお願いしておこうかな…。
今年も子供達に振り回されつつも、たくさんニンマリさせてもらいました。
来年もそんな笑顔の多い年になることを願っています。
寒さ厳しき折、御自愛くださいますよう。